2015年9月3日木曜日

YAMAHA SR400 for G #5 腰上組立

毎日雨ばかりで嫌ですねぇ。

車検に行こうかと、朝起きたらすごい土砂降り。警報まで出てる。
これはさすがに無理だ。。と思い、慌てて予約キャンセルしたらスカッと晴天。

普段の行いがよいアコモです。。。


ロッカーアームの軸、孔ともに規定値内。スリッパ―も摩耗なし。


アジャスタースクリューは交換します。

これもクラッチスプリング同様、現行SRのモノにします。

パッと見は何にも変わってませんが、ここもしっかり設計見直しがされているんです。

摩耗した旧アジャスターを使い続けて、相手部品である高価なバルブを痛めてしまう前に、ぜひ替えてしまうたい部品です!

アジャスタースクリューはエンジンをバラさなくても交換できますよ。

2個1台分で1800円です。

こちらも在庫しております。

(YAMAHA純正部品は、お近くのバイク屋さんでも注文できます。もちろん、アコモに頼んで頂いてもOKですよ。)



各部品とオイルラインを洗浄



バルブの擦り合わせと当りを確認。

ステムシャフト径とバルブガイド内径も測定して確認。どちらも規定値内。


バルブをセットして、ポートに灯油を投入


漏れなしOK


ガイドストッパ1

カチカチヒビヒビなので交換


ガイドストッパ2

新品(上)に比べて摩耗してますね。交換します。

でもまぁ、これぐらいはよくある摩耗量ですが、問題は・・


テンショナーの受け。

新品(左)と比べるとよく判りますね。かなり凹んでます。

ここまで凹むと、テンショナーの調整幅ギリギリですね。

これ以上の変形、摩耗となると、テンショナー荷重が抜けてしまいます。

そうなると、音が出るくらいならまだいいのですが、最悪はコマ飛びしてバルブとピストンがチュッ♡なんて笑えない状態に。。。

テンショナーが出きってる人、音がガチャガチャとやかましい方は注意してくださいね。



ピストンも洗浄と測定。

ピストンクリアランス、リング合口隙間も規定値内でOK



後は組み上げて終了。


もちろんオイルフィルターは交換


オイルパンのフィルターは洗浄して再利用です。


以上で組立完了。

車体に載せて、アイドリング慣らししていきましょう。


※閉空間の撮影なのでちょっとノイズが大きく聞こえますが、実際はもっと静かです。


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