2016年3月12日土曜日

HS-1 クラッチ修理

今朝、目覚めると、ウチの前の池の畔で、ピッコロと複数のフリーザが騒いでました。



春ですねぇ。


しごとしましょ。


YAMAHA HS-1

AT90(1965年発売)をベースに開発されたスポーツモデル。
オートルーブシステム、ツイン・キャブレターを装備した90cc・2気筒エンジンに排気効率を高める5ポートシステムを採用。
さらにスポーティなリターン式5段変速機、125ccモデルと同等の強靭なダイヤモンドフレームを組み合わせ、クラストップ(当時)の軽量な車体でパワフルな走りを実現した。




クラッチが少し滑るとのことで入庫です。

ちょっと試乗してみましたが、ダダ滑りでした。



ちっちゃなキャブがかわいいねぇ

ふたつもついてるねぇ

ころんとしたメッキのエアクリーナーBOXもかわいいねぇ



と、愛でていても作業は終わらないので、開けていきましょう。



オイルポンプ


オイルが出てます。

ポンプボディに漏れた跡はないので、ミッションオイルかな。


ケースカバーを外すと、あれ?


あれ?? ガスケットがいませんね。

代わりにゴム朔のようなものが塗ってありました。


さてさて、問題のクラッチは


プレートクラッチ

張り付きの跡や錆、偏摩耗あり


プレートフリクションは、摩耗、硬化に割れてるのも。

YAMAHA純正でまだ新品が出るので、交換しましょう。


ケースの底やクラッチハウジングはスラッジでびっしりだったので


キレイに洗浄しておきました。


ここまで開けたなら、クランクシールも交換しましょう!


オイルシールをクランク軸となるべく同軸で入れたいので、治具をつくり、


新しいオイルシールを治具に装着!

軸に入る細いOリングももちろん交換!!


クランク軸をガイドにして挿入!

あとは、新品のクラッチを組んで終了です♪






のはずが、



プレートクラッチの発注枚数を間違えて、週明けまで部品待ち。。。


HS1の最初期型は、4枚

これは5枚


発注するときに見ていたパーツリストのが初期のだったので、間違えてしまいました。。

外したのを確認しておけばよかった。。

humanERROR

ですね。。



春ですね。。















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