2016年6月28日火曜日

【問題と対策】 HT1のタイヤをレトロフィットさせる


先日の雨のYOGP

激マディで、スタート直後のストレートでも真っ直ぐ走れず、その場をグルグル回ってしまう状態でした。


これがその時に履いていたタイヤ。ミシュランT63

モトクロス用ではなく、公道走行可のトレールタイヤ。しかも古くてカチカチの5部山。。

レースにこんなタイヤじゃダメだよ!!!と数名から指摘されてしまいました。トホホ

確かにグリップしないのは、前々からわかってましたよ、へたっぴアコモさんでも。。


HT1のリアタイヤは、18インチ。

当時の主流ですが、この90ccの車格でスイングアームを加工せずに入る現行の18インチモトクロスタイヤってほとんどないんですよね。

外径も大きいし、なによりも幅が広すぎるんです。



細身で履けるといえば、SHINKOの3.50-18タイヤくらい。
(画像はHolly Equip.さんから拝借)


GOLDEN BALL BOY

パターンはこの1つしかないので、路面状況に応じた選択ができないし、汎用品店にはほとんど置いてないのがツライ。

あ!!!

ちなみに、アコモではこのSHINKOタイヤを仕入れられますよ!

只今、1本在庫あります。

欲しい方はお早めに!

akomotorcycle@gmail.com まで!

ということで、その1本は使わず、今回は実験的に当時モノの18インチからは離れることに。


18インチ(左)から16インチ(右)にインチダウンします!


16インチなら、現行ミニモトクロッサーのタイヤがどのメーカーからも出ていますし、お値段も良い♪

用意した16インチホイールASSYは、YAMAHA MR50のもの。

HT1のホイールは、90ccなら必要ないじゃない?と思うハブダンパーが装備されていてちょっと重いんです。

重量測定すると、

HT1(18インチ):11.6kg  ⇒ MR50(16インチ):9.0kg 

バネ下重量 マイナス 2.6kg

2st90ccにしては、非力すぎるHT1にとって、これはかなりの効果があるのではないかと!


タイヤは DUNLOP GEOMAX

パターンはもちろんモトクロス!って感じでよく食い付きそう。

あと、スプロケット、チェーンサイズをMR50にあわせて、428から420に変更するので、


HT1:428 948g


MR50:420 803g

さらに145gの軽量化が可能に!


そしてそして、さらに嬉しいのは、このMR50ホイール、中古がいっぱいあってお安いんです。

2000円そこそこで買えちゃうので、2本買っておいて、ミディアム路面用とソフト路面用に分けておけばいちいち現場でタイヤを剥がして交換しなくてもいいから楽チン♪


変更前のリア18インチ


変更後の16インチ

少しビンテージ感は薄くなってしまいますが、16インチの方が19インチのフロントタイヤ外径との差がはっきりして、見た目のバランスが250cc以上のフルサイズ車両に近くなっていいんじゃないかな?




以上、ライディングスキルが無さすぎるのを、タイヤの山でカバーできたらいいなと夢見るお年頃のアコモでした。


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