2018年12月6日木曜日

The Great Escape


もう無駄な説明は要らないでしょう。

スティーブ マックイーンの代表作 
『The Great Escape』 (邦題:大脱走)

の劇中に出てくるトライアンフ


のレプリカ製作のお手伝い


フェンダーステー


純正と同じような感じで


潰しパイプを作ったり


他車種のシートを取り付けるための


ステーを製作したり


後ろ側のシートスプリングの受けは


ボルトオンで組めるようにフレームをクランプする構造で


こっちのラバーシートも使えるようにと


やっぱり前ステーを作って


後ろはさっきのステーの取付け位置を変えることで対応したり
(わざわざクランプ構造にしたのはこの為)


キャリアもそれっぽいものの脚を作り直して


それっぽくなりました。

あとは浜松の某変態トライアンフ屋さんで組んでるエンジンを載せたら、VMX練習会で
有刺鉄線越えの大ジャンプ
をキメてもらいましょう。

楽しみにしてますよ (ニヤニヤ)

こんな部分的な部品製作のご依頼もお待ちしております。





2018年12月4日火曜日

ヒールが無くなるくらいグリグリゴリゴリしている

ピンヒールでグリグリゴリゴリされると~♪

痛い♪

当たり前ホニャララ~♪


はい。
走るのは走るが、アイドリングでストールするという症状で入庫のHS1
たまにクシャミして止まるということから、点火系が怪しいなと。

点火時期はほんの少し遅角ぎみでしたが、おかしいというレベルではない。


ポイントギャップが0.1mmとかなり狭くなってますね。
(規定値:0.3~0.35mm)

これがアイドリング不調の原因ですね。

では、なぜギャップが狭くなったのか。


ポイントASSYを外してみると・・・
ヒール(矢印部)が摩耗して短くなってしまっています。
これではポイントが締まる方向、すなわちギャップが小さくなる方向へと動いてしまいます。

ボイントのギャップが狭すぎると、

・接点が閉じている時間が長い(=電流が流れている時間が長い)
・ポイントが開いても接点間のスパークが起こる

これらよりポイントの焼損、アイドリングが不調となるのです。

ちなみに逆に広いと電流不足で高速域では失火等の不具合が出てきます。

ではでは、なぜヒールが摩耗してしまったのか。


答えは簡単。
潤滑不足です。

写真の〇印のフェルトは、ポイントカムとヒールの潤滑油を保持しておくものです。
この車両は潤滑油が無くなってカラカラでした。

このフェルトには軽く湿るくらいにオイルをいれてあげましょう。

ポイント点火のような機械式は定期的なメンテナンスが必要です。
特にオフロード車は砂や錆で摩耗が早いですよ!

貴方のヒール、パンプスになってませんか?