2020年8月4日火曜日

個人売買で入手されたHS1を整備する その8 いよいよエンジン始動!


さて、エンジン側は準備が整いましたので、バッテリー繋いで火入れをしましょう。

ん??
配線が・・・



レクチからバッテリープラスへの赤配線が溶けてます。
過電流が流れたのか、危うく車両を燃やしてしまうところでした。


ヒューズBOX



 配線の被膜が縮んで中身が露出、劣化していたので


ブレードヒューズに入れ替えました。
オリジナルの管ヒューズから変わってしまいますが、入手性を考えての変更です。


アース線も入れ替えます。
加えて、バッテリーからエンジンへのアーシングも行いました。

元のアース線(左の緑)は端子のカシメは不完全なうえに、塗装が載ったフレームに取り付けられていました。
残念です。


ウインカーリレーの電源(茶)が常時電源(赤)から取られてます。
もちろん、これでも作動はします。
常時電源なので、キーのON/OFFに関係なく作動しちゃいますが。


燃えた配線を入替え、アースをしっかり取り、各コネクターは一旦外して接点をクリーニングしたのち綺麗にまとめました。


バッテリーを取り付けますが、バッテリーを押さえるバンドが無くなっています。
このまま乗っている人も結構いますが、バッテリーが揺れるとプラス端子がフレームと当たってショートしたり、バッテリー内部の破損につながります。

ここのバンドはメーカー廃番なので簡単に手に入りませんので、


ヤマハ部品で使えそうなバンドを探しました。
これはYZF-R25のバッテリーバンドです。


フックがHS-1には少し小さいので、バッテリーケースのツメをヤスリで削りひっかけられるようにすると、バッチリです。



無事、エンジン始動です。
サイレンサーを外しているので、90ccでもレーシーな音してますね。



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