2017年12月29日金曜日

ななななぁ~ななななぁ~キックが戻らないRT1~


RT1エンジンを組み立てていきましょう。
すでにベアリングとオイルシールが挿入されていますが、


挿入には、DT1、RT1専用で作った圧入治具を使います。


こういう風にベアリング内外径に合うようになっていて


プレスで圧入します。


各オイルシールは軸に対して傾かないようにしなければならないので、同軸で圧入できる冶具があると確実です。



ミッションは問題なし。
洗浄して新しいサークリップで組み直します。



シフトフォーク1に強い当りがありましたので修正しておきました。
シフトのスキマ調整がズレていたりすると傷みやすいところ。
特にこの前期型シフトはやられている個体が多いです。
DT1FやRT360といった後期モデルはミッション、シフト周りが現代的な構造になり、強化されています。


クランクはコンロッド、ベアリング、ピン全て純正新品に入替え後、芯出し





クランクセンターがケースセンターと一致するように位置出しするとクランクがキレイに回ります。

シリンダーとケースの3面合わせ部分はケース単体のときに修正しておきました。



キッカーも分解洗浄して点検


歯欠けしていたタコドライブギヤ、アイドラーギヤも入れ替え


クラッチハウジングの段付き摩耗は軽微でしたので


均して滑りよくしておきます。


フリクションプレートを入れて


クラッチ周りは完成


シリンダーの縦キズが取り切れなかったので、1コ飛ばしの2ndオーバーサイズピストン


ボーリングしてキレイになったシリンダー


リングギャップも適正値でOK


シリンダー、ピストンを組んで


エンジン組み立ても終盤


・・・。

って、おおざっぱだねぇ。
もう結構前に作業報告になっちゃてるし。

筆不精ですいまめ~~ん





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