2018年3月18日日曜日

ヤマハトレールの2ストオイルポンプ 混合比を計算してみた

前回でポンプの吐出量の比較ができました。

今回は、ガソリンとの混合比はどれぐらいなのかを計算してみました。

空気密度を1.165kg/m3(30℃)
体積効率を100%

と仮定して、エンジン回転数とボア×ストロークから吸気重量、そしてガソリン重量を算出、

さらにエンジン回転数からポンプ回転数、そして吐出オイル重量を算出して、それらから混合比を割り出すと・・・


プランジャーストローク≒スロットル開度とみてください。

混合仕様の場合は、20~50:1

ですから、分離給油では全体的に給油量が少なくなっていることが判ります。

特に、プランジャーストロークが小さい(スロットル開度が小さい)範囲では、375~580:1と非常にオイル量の少ない状態でかつ、グラフが立ち上がっていることから、急激に給油量が減っていることがわかります。

ということは、スロットル全開で走っていたところから、スパッとスロットルを閉じる動作をすると・・・

エンジン回転数が高いまま、極少給油状態へ。

こういったことから、いわゆる、2スト的な乗り方、例えば、コーナーではスロットル全閉でのエンブレで減速ではなく、スロットル開け気味でクラッチワークで対応したり、長い下り坂ではスロットル全閉にしない といったことが必要だと言われていることが理解できると思います。

ちょっと心配になってきた方は、混合分離併用が良いと思います。

特に急加減速が多いモトクロス等のスポーツライディングをする場合は、必ず併用もしくは、完全混合給油で!!
(当時のマニュアルにもしっかりと記述してあります。)


今後、減っても増えることのない旧車、考えて大事に乗りましょうよ!




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