溶接されてたキックシャフト
分解する際に切り飛ばしましたが、このキックシャフトもピストン同様出てこないんです。
中古はよく見かけるのですが、どれもこれもスプラインがダメになってる。
新品もたまに出てくるのですが、定価の10倍くらいのプライスに。
いくらなんでもそれは高須クリニックなので
流用できそうなのを探すことに。
オーナー様がH3のキックシャフトが同じみたいだと同梱してくれていました。
確かにスプラインは同じですが・・・
ストッパーの形状が少し異なります。
まぁ、この程度なら削りで調整可能です。
シャフト単体にして確認すると、ギヤの飛び出し位置を決めるサークリップの溝位置が少し違っていて惜しい!
しかも、位置が少しかぶっているので、溝を切り直すことも出来ない。。
じゃぁ、スプライン部分だけ入替えちゃえ!
接合部分をインロー嵌合させて
溶接してビードを整えて完成!!
あとはエンジンに組み込むだけですが。
スプライン入替えは初の試みで、そのままお客様に使うのは少し不安でしたので、修正キックシャフトは自分のHT1に入れてレースでガンガン蹴ってテストしてみます。
このあと何十回と強めにキックしていますが、今のところ大丈夫です。
それより先にスプラインがズッコケそう笑
0 件のコメント:
コメントを投稿