YAMAHA DT1F
通常走行時は問題ないのですが、暖機後の再始動が非常に困難で、苦痛とのこと。
始動性の悪いDT1系でよくあるキャブのセッティング、ニードル形状の選択間違いを疑ってみましたが、特に問題なし。
ちょうど自分のDT1に12VジェネレーターCDIキットを組み込んだところで、そのメリットや調子をお話したところ、興味を持って頂き、12VジェネレーターCDI化のご依頼となりました。
純正のコイル(右)も見た目はキレイですが、見た目だけでは判断できません。
相手方のフライホイールの磁力は経年変化で落ちてきます。
純正のフライホイール:1762g
CDIキットのフライホイール:978g
重量が約6割に軽くなります。
これにより少し更け上がりが早くなりますが、低回転のトルク感の落ち込みはほとんど感じられません。ノーマルよりも磁気抵抗が多少大きいからかもしれません。
※アコモが鈍感であるという可能性は否定できません
点火時期もバリアブルに調整できます。
今回はノーマルの点火時期でセットアップ。
CDIユニット内蔵のコイルとバッテリーレッサー内蔵のレギュレーターは、フレームへの加工は一切せず、アダプターを新規製作してタンク下に設置しています。
メインハーネスも引き直ししています。
ギュウギュウですが、なんとか収まりました。
バッテリーレスなので、バッテリーボックスの中にはゴムカバーを被せたヒューズのみ。
アクセサリー電源を取りたい場合は、ここから分岐して、ETC電源やUSB電源の取り出しも可能です。
試乗して確認です。
暖機後、何度もエンジン停止、再始動を繰り返し行い、問題ないことを確認します。
憎き『とめたらかからない病』はすっかり治りました。
走行中もしっかり点火爆発しているのが感じ取れます!
このキット、ほんと素晴らしい!!!
ポイント、コンデンサを整備、交換してもイマイチ調子が良くなくてお困りの方、
メンテナンスフリーで元気な火花を飛ばせる良い娘を紹介しますよ。
シャッチョサン! ドデスカ!!??
キット価格:81,000円(税別)
※為替によって多少変動します。
DT1以外の対応車種、取付け工賃等のお問合せは、
右上のお問合せフォーム
または
akomotorcycle@gmail.com
までお気軽にお問い合わせください。
シャッチョサン!シャッチョサン!!
0 件のコメント:
コメントを投稿