レクチからバッテリーへの燃えた配線を交換し、無事にエンジン始動したHS1。
問題なく充電できているか確認のためバッテリー電圧をモニターしてみました。
上の写真は、エンジン始動後レーシングしているときのバッテリー電圧です。
アイドリングから0.1Vしか上昇していません。
下の動画を観てもらえると結構回しているのがわかると思います。
回してほとんど電圧変化なしということは、充電していないです。
入れ替えた配線を再確認しても問題なし。
ポイントは修正していますが、充電系とは関係ない。
ジェネレーターのコイルが断線しているのか?
はたまた磁力が極端に低下しているのか??
とりあえずコイルの抵抗値を測定しようとカバーを外した瞬間に犯人がわかりました。
ジェネレーターからの出力線のうち、黄色線と白線が入れ替わっていました。
正しくつなぎ直すと、
ちゃんと電圧が上がるようになりました。
後のテスト走行時には15V以上出ているので、発電は問題なしです。
ちなみにHS-1はレギュレーターを搭載していません。
開放式バッテリーをレギュレーターの代わりしています。
開放バッテリーは、バッテリー液を電気分解させたガスを外部に放出できるため、過充電にも対応できますが、レギュレーターを持たないシステムで、開放式バッテリー以外の密閉式(MF)バッテリーやリチウムイオンバッテリーを使用すると過電圧でバッテリーが膨張、爆発しますので、安易に入れ替えたりしないようにしてください。
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