2016年1月12日火曜日

楽しむために ~XT500 12V電装にコンバート~

もう1月も半ばかぁ。(遠い目)




SRじゃありませんよ、XT500です。

ピントぼけぼけですまんじゅう。


XT500は6V電装の


ポイント式マグネトー点火

SRにはないクラシカルなところでマニアにはたまらないディテール。

古いシステムではありますが、構造がすごくシンプルなので、定期的なメンテナンスさえ欠かさなければ何の問題もありません。


さてさて、今回のご依頼は、12V電装化です。

実はもうノーマル6V電装を改造して12V化してありますが、充放電のバランスがやや放電気味になっているためにライトONの状態で長時間走行するとバッテリー上がりになってしまうとのこと。

消費電力を抑えるためにLED電球に替えるのも一つの手ですが、あの独特の光り方もねぇ。。



ということで、ご用意致しますのは、SR400のステータコイルです。

12V3相の発電機


SR400はXT500(TT500)からの派生モデルゆえに取付け位置もそのまんま


これはCDIユニット

発電機をSRのに入れ替えると、点火システムも入れ替えとなります。

これで無接点式になってメンテナンスフリー

まぁ、ポイントは残しのバッテリー点火 とすることもできますが余り意味ないかと。



でも、どこにCDIユニットを収めるのかが悩みどころ。

シート下はもう大入り満席御礼申し上げますな状態。。。

将来的にノーマルへ戻すことも考えて、フレーム加工はしたくない。


こんなステーをこさえました。


これでCDIユニットをバッテリーボックスに元々ある穴を利用して吊り下げて



綺麗に収まりました!

試運転した結果、

充電電圧 14.3V/2000min-1 

規定値内で



ぐぅ~っ♪


オリジナルを尊重するのはもちろん良いことですが、古いがゆえの故障の不安やストレスが大きいと楽しめませんよね。

まずは乗ることを十分楽しんだうえで、儀式のようなメンテナンスや不便さを楽しむのも良いと思います。









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