クラッチ
フリクションプレートは、摩耗と硬化が進んでいましたので、中古良品と交換
併せてクラッチプレートも。 中古良品というよりもほとんど新古品。
高年式でほとんど走行していない部品取りエンジンからご提供していただきました。
高年式でほとんど走行していない部品取りエンジンからご提供していただきました。
クラッチスプリングは、大人気の青スプリング!
本来400cc用ですが、XT500で林道走行も滑らずに走れているので大丈夫でしょう。
プッシュレバーは新品交換。
全く使えないレベルではありませんが、クラッチをばらすタイミングで入れ替えておきましょう。
青スプリングと相まってシルキーなクラッチへと生まれ変わります。
スクリューアジャスティングも摩耗が進んでいますね。
ちょっとだけまともな中古品を修正して交換です。
カムチェーンのロックでキーが変形するほどの負荷がかかったカムチェーン周りはごっそり交換。
そしてそして
今回の主役? コニカルワッシャー
こういう向きで入れるんですよ。 覚えておきましょう。
ガイドストッパ2
摺動部分の摩耗は、仕方ないとして
テンショナーとの接触面は、どの車両みても大きく変形している。
ここ、なんとかならないですかね、ヤマハさん。
お次はピストン。
1stオーバーサイズに入れ替えますが、
SR500(左)のではなく、TT500(右)のピストンで。
ピストン頂部の形状がSR500はフラットに対して、TT500は少しドーム型
これで、圧縮比が
SR500 8.3:1
TT500 9.0:1
と少しハイコンプになります。
と少しハイコンプになります。
ピストンクリアランス 53μm
初期のロッカーにはスリッパ面にオイル孔があり、潤滑させるためのこの孔が、逆にカムを攻撃しているようです。
オイル孔がロッカーシャフト部に変更されている高年式のチップタイプへ交換。
もちろん、スクリュ バルブアジャスティングは、FI-SRのものに交換。
組んで
シートカットしてもらったバルブの当りも確認して
組んで組んで
カバーもキレイに洗って
オイル通路のシールも新品に。
ストレーナも洗ってキレイにして
これにてエンジン本体は組み終わり。
交換パーティー
チャージ料金は、たったのコニカルワッシャー1枚。
安い安い!!!
でも、お会計は・・・
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