クラッチ周りも終わり、腰下はほぼ終了してますので、一気に完成までいきましょう!
2ストの命、オイルポンプ
このポンプは以前に私がOHしていますので、グリスアップとリークチェックだけしておきます。
漏れもなく、チェックバルブからの漏れもOK
大事なので何度も書きますが、オイルポンプは定期的な整備が必要です。
アイドリング時でのオイル吐出量を決める最小ストローク値の確認、
スロットル全開でのストローク量、
プーリーがスムーズに動くか、
ポンプ本体、オイルラインからの漏れはないか
定期的にカバーを開けて確認することが重要です。
カチカチに硬化したオイルラインが通るグロメットは
リプロ品に交換します。
純正部品番号:363-13174-00
2,600円/1ヶ(税抜き)です。
もちろんオイルラインも新品で。
やっぱりゴム部品がきちんとしていると気持ちいいです。
写真が前後してましたが、ピストンはヤマハ純正の0.25オーバーサイズで。
ピストン、リング、ピンピストンもWPC+ハイパーモリショットを施工して組みこんでいます。
キャブレターも分解、確認、
超音波洗浄してリフレッシュ
DT1Fからはピストンリードバルブなので、リードバルブもばらして洗浄します。
この車両はBOYESEN(ボイセン)のリードバルブに変わっていました。
ノーマルのリードバルブが1枚のプレート状になっているのに対して、ボイセンパワーリードは硬度の異なる2種類のバルブで構成。
その為従来では混合気の流速が遅く、バルブの開度が不十分になりがちな低速域でも、よりしなやかなセカンダリーポートがすばやく反応し、十分な開度が得られ、より適切な混合気がシリンダー内に充填され、アクセル開度に応じた鋭いレスポンスを生み出す。
らしいです(コピペしちゃった)
エアクリーナエレメントも交換しましょう。
DT1Fはまだメーカーから純正品が出るんです。
素晴らしい♪
あとはヘッドを載せて、電装を戻せば修理は完成です。
おっと!
ジェネレーターが12VCDIキットが入ってますね!!
以前に入替えさせて頂きました♪
一度使うともうノーマルに戻れなくなる悪魔の部品です。
ご検討されている方、くれぐれもご注意ください。
楽しい楽しいポイント調整やコンデンサーパンクが味わえなくなります。
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