2021年8月29日日曜日

DT1の低速ってこんなんだったかな? ’69DT1Bの整備

お風呂で頭を洗おうと首を垂れた瞬間、

魔女の一撃を背中に食らいましたギックリ背中のアコモです。

整体の先生に体の整備とアドバイスをしてもらい、みごとに復活!

バイクもそうですが、身体も適度に動かしてきっちり整備する。

これ重要です!

 

本日からは、’69のDT1
逆輸入車なのでDT1B

白タンクの如何にもDT1! です。


今回は、

『若いころ乗ってたDT1はもっと低速に力があったような。
上もイマイチ伸びないし、各部オイル漏れもあるので診てください。』

というご依頼です。



入庫時に試乗してみました。

エンジンはすんなり始動します。

出だしのトルクは少し薄い感じでしたが、回せばそこそこちゃんと走る感じです。

ピストン打音、リング音は、それなりに走り込んだと思われるレベル。

各部を診ていきましょう。


オイルポンプからオイル漏れしていますね。
ポンプ下にオイル溜まりができてます。
想定内です。


ドライブスプロケット周りはどうでしょうか。


主にプッシュロッドのオイルシールから漏れてますね。

ドライブ軸のシールからは、滲み程度でした。

ここは併せてオイルシールを交換してしまいましょう。


エアクリーナーエレメント


触るとボロボロと崩れていきます。

このままではエアをクリーニングするどころか、逆にキャブの通路が詰まり不調の原因になります。


このように全体的に整備が必要な状態です。

各所整備しながら、オーナー様が訴える低速の出力不足の原因を探っていきましょう。



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