オイルポンプをオーバーホールしていきましょう。
外見からすると、過去に分解された形跡はないですね。
適度?に漏れて軸端もサビなし。
プランジャもディストリビューターも大きな摩耗なし
オイルシール交換のみでいけそうです。
組み上げてベンチにセットし、各部の漏れ、ポンプの吐出量、チェックボールの作動具合を確認します。
オイルポンプ単品でのオーバーホール承ります。
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インスタDM: ako_motorcyle
からご依頼ください。
キャブレター
臭っ。。
バラシて超音波洗浄機で徹底的に洗い流しました。
チョーク,プランジャのゴムがカチカチに硬化していました。(左)
ここの密閉ができていないと、ずっとチョークが効いている状態になります。
カチカチゴムをほじくり出して、新しいゴムに張り替えてみました。(右)
ポンプ、キャブをエンジンに組み付けて、各配管、ワイヤーをセット。
完成が見えてきました。
次は点火系。
ポイント面が荒れています。
ここまで荒れると、紙やすり挟んでシコシコは効かないので、
分解してダイヤモンドヤスリで整えます。
一部エクボが残りましたが、これ以上やると接点がなくなってしまうのでこれくらいにしておきます。
洗浄して組上げ、
点火時期を調整していきます。
2ストの点火時期は、4ストのクランク角表記(上死点前30°とか)と違い、上死点前2.0mmとか3.2mmというピストン位置で示されるので、
プラグホールにダイヤルゲージを取付け、ピストンの位置を測ります。
ちなみにプラグホールがボアセンターの場合は上記のようにしますが、斜めの場合はヘッドシリンダーを外して測定します。
例:DT1
ヘッドを外すというと大変そうですが、空冷2ストはナット4~8個だけで外れるので楽チン。
さて、残るはマフラーですが、内部にかなりの量のオイルが溜まっていましたので、洗浄液のお風呂に4日ほど長湯してもらいました。
バーナーで焼き切るのが手っ取り早く確実ですが、メッキチャンバーはそれが出来ないので、薄めの洗浄剤で取れるだけ綺麗にしておきました。
無事、エンジン始動です。
が、ちょっと回転がもっさりした感じ。
もう少し調整が必要なようです。
マヂメにブログを書いてしまいました。
アコモも遊び心の調整が必要なようです。
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