2022年4月17日日曜日

DT1の整備 その7 エンジンの組立て

エンジンの組立て自体は特殊なことはしていません。

各部が問題なく作動していることを確認しながら組み上げていくだけです。


ケースは超音波洗浄したのち、新しいベアリングを入れました。


当店では、ベアリングに限らず、なるべくヤマハ純正部品で揃えてます。
もちろん純正部品という信頼面でありますが、
ある程度の部品発注数があれば、メーカー廃番になる可能性が低くなりますからね。
みなさんもなるべくヤマハで買ってね♪




クランクは組み直し、ベアリングも入れ替えたので、
幅寸法を測り、組み入れるシムを決めます。

部品を入れ替えても大体いいところになるのは、さすが国産ですね。



ミッションも分解洗浄し、サークリップを新品交換します。


ガタの多かったクラッチASSYは、各部品を中古良品と入れ替えて許容範囲に収めました。


0.25OSのピストン、リング、ピンピストンは、WPC&モリショットを施工して、初期摩耗と低フリクション化してます。
オーナー様の愛情です。


エンジン本体はこれにて完成!
車体に載せて、周辺部品を取り付けていきましょう。

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