2022年7月16日土曜日

DT1系のオイル漏れ その1

 DT1/F、RT1/RT360で多くあるオイル漏れの事例

事例1


ジェネレーターカバーを外すとポタポタと落ちてくるオイル


クランク軸(左)のオイルシールからの漏れ

オイルシールが完全に抜けてしまうと、エンジン始動すら困難になります。

クランクシールは定期交換してください。
たとえ漏れていなくてもです。

特にリプロのオイルシールは、交換サイクル早めが良いです。
材質がNBRということもあり、耐ガソリン性が純正品よりもやや劣ります。



これがヤマハ純正のオイルシール

俺のはコレだから大丈夫!

とは思わないで!

最近にデッドストック品とかで交換したってのならまだいいのですが、
買った時から触ってないって人は、今すぐ新しいシールと交換しましょう。


古いオイルシールのリップは石のようにカチカチになり、
このまま使い続けていると。。。


硬いはずの鋼鉄クランクが削れていきます。

こうなってしまうと、

クランク軸の肉盛り修正=エンジン全バラ

が必要となりますよ。



オイルシールキットの販売もしてます。



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