2015年8月19日水曜日

TRIUMPH TR6 #44 ストントストール

はい。まだ納車できてません、TR6。

キャブセットしながら不具合確認をしております。

決してトライアンフを手放したくないわけではございません。(たぶん)

@   @  @

入庫した時から少し気になってたんですが、発進しようとスロットルを回すと、ストンとストール。

レーシングでの開け始めは特に問題なくスムーズ。

でも、信号待ちや右折待ち後でストンとストール。

キックオンリーなので、後ろの車にちょっと照れ笑いしながら端に寄せて再始動。

すんなりと再始動からの、なーんの問題もなく発進。

で、しばらく走って信号待ちからの発進でストンとストール。


Viva! ストントストール祭!


キャブを開けて確認していきましょう。


みえなーい


ので、拡大!

MJ #230

目で見ると、#280 に見えたり、#250に見えたり。。メガネ。。

まぁ、問題なしと。


ニードルのクリップ位置はセンター。


カッタウェイは標準#3

ここまでなにも変ではないなぁ。



パイロット経路の埋め栓からガスを吸い出してるかもと、エポキシ樹脂で塞いでみるものの、これもハズレ。

ふむぅぅぅ。。

2次エアの確認は外すたびにやってOKなのは確認してるけど、

紙ガスケットぐらい交換してやるかとマニホールドに張り付いてるインシュレーターを剥がすと

?  ?  ?



?? ?? ??



!!!!!

内径が違う!


キャブ口径がΦ30に対して、インシュレーターはΦ26

ケガいてみるとこんなに違いが。

これじゃ相当チョークしてるねぇ。

それにしても、なんでΦ26のインシュ レーターを入れたんでしょうか。。。



リューターで合うように加工して、早速、試乗するとーーー

今までのストントストールが嘘のように消え去りました!

そしてポンピングロスも減ったおかげで、キャブをワンサイズUPしたぐらいのパワー感に!!



以下、推察

もともとガスの噴霧化が弱いAMALEキャブ。

信号待ちや右折待ちのアイドリングが続く状況では、ガスが液状のまま壁面をダラダラと流れ、
内径の小さいインシュレーターがダムとなって溜まる。

そして、発進しようとスロットルを開けると、溜まったガスが一気に流れ込み失火してストントストール。



さぁ、これでストントストールは怖くなくなりました。

が、その代わりにもう一つの問題が顕著に表れるように。

そして、Φ26のインシュレーターを入れた理由もなんとなく。。


それは次回に。






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