みなさま、おはようこんにちはこんばんは。
今日はクラッチを組んでいきましょう。
クラッチハウジング
ここに3個ありますが、表側からだと同じに見えますが、
裏返すと、手前の2つはスプリングに色がついてます。
部品番号はどれも同じですが、年式によって少し仕様が違うのです。
色付きスプリングの方が高年式だったはずですが、へたっている確率が高いような気がします。
このNG品はスプリングがへたりきっていて、運転中にカラカラと音が出ていました。
スプリングが遊んでいると、こんな音がします。
特にアイドリングでわかりやすく、クランクケースカバーに手を当てて音が変わる場合は、へたっている可能性が大です。
それならスプリングを交換してしまえば・・・
と言いたいところですが、クラッチバスケットは非分解式でスプリング交換はできません。
こうなってしまうと、バスケット丸ごとの交換になります。
そして音がでる原因がもう一つありまして、
バスケットのセンターにあるメタルブッシュの摩耗です。
ディンプルがあるタイプと
プレーンなタイプ。
どちらかというと、このプレーンの方が年式のわりに摩耗している傾向にあります。
やっぱりスプリング同様、ブッシュも単品設定はなく。。。
しかもこのブッシュ、サイズが規格外で汎用品も使えず。。。
ほんと悩ましい限りです。
悩み過ぎてハゲそうです。
(その割には未だボーボーですが)
ブッシュの相方であるカラーを中古品からサイズ選定して、すこしでも無駄なガタが減らせるように組むしかありません。
今のところは。
クラッチプレートは再利用します。
ボスクラッチと接する部分のエッジが立っているので
ちょっとでも気持ちよく切れるように、ヤスリを当てておきました。
フリクションプレートは新品に交換です。
こちらも同様にヤスリで面取りしておきました。
コンプレッションスプリングはへたりがあり、すべて自然長が規定値外でした。
コンプレッションスプリングも新品に交換して、クラッチ組込みは完了です。
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