2017年12月30日土曜日

でんき ~キックが戻らないRT1~

ななななぁ~ななななぁ~今回も面白くもない記事ですいまめ~~ん。
ジョイマンアコモです。
年末でアクセス数が落ちる今のうちにささっと更新します。


ポイント接点を磨き直して組み付けます。


配線のグロメットがカチカチになっていたのでリプロ品に交換します。
こういうゴム部品は全くと言っていいほど純正では出ませんので、リプロしてくれてありがとうありがとうです。





パリッとして気持ちいいもんです。


さて、2種類のフライホイールがありますが、どちらもRTのものです。


何が違うかというと内側に秘密が


左側にはウエイト式のガバナーが付いていて始動から低回転では遅角し、回転数が上がるウエイトが遠心力で外側へ移動し、ポイントカムが回転、進角する仕組み。
(右は固定進角。DT1と共通)
低回転域でのギクシャクを抑える効果があります。

ちなみに、ポイントカムの位置(太さ)が違うので、ベースプレートは共通ではありません。
フライホイール単体の入替えは不可です。

今回はガバナー付きを採用します。



ガバナー付きのほうが172g重いです。

最近は部品重量を測る癖がついてしましました。。


2017年12月29日金曜日

ななななぁ~ななななぁ~キックが戻らないRT1~


RT1エンジンを組み立てていきましょう。
すでにベアリングとオイルシールが挿入されていますが、


挿入には、DT1、RT1専用で作った圧入治具を使います。


こういう風にベアリング内外径に合うようになっていて


プレスで圧入します。


各オイルシールは軸に対して傾かないようにしなければならないので、同軸で圧入できる冶具があると確実です。



ミッションは問題なし。
洗浄して新しいサークリップで組み直します。



シフトフォーク1に強い当りがありましたので修正しておきました。
シフトのスキマ調整がズレていたりすると傷みやすいところ。
特にこの前期型シフトはやられている個体が多いです。
DT1FやRT360といった後期モデルはミッション、シフト周りが現代的な構造になり、強化されています。


クランクはコンロッド、ベアリング、ピン全て純正新品に入替え後、芯出し





クランクセンターがケースセンターと一致するように位置出しするとクランクがキレイに回ります。

シリンダーとケースの3面合わせ部分はケース単体のときに修正しておきました。



キッカーも分解洗浄して点検


歯欠けしていたタコドライブギヤ、アイドラーギヤも入れ替え


クラッチハウジングの段付き摩耗は軽微でしたので


均して滑りよくしておきます。


フリクションプレートを入れて


クラッチ周りは完成


シリンダーの縦キズが取り切れなかったので、1コ飛ばしの2ndオーバーサイズピストン


ボーリングしてキレイになったシリンダー


リングギャップも適正値でOK


シリンダー、ピストンを組んで


エンジン組み立ても終盤


・・・。

って、おおざっぱだねぇ。
もう結構前に作業報告になっちゃてるし。

筆不精ですいまめ~~ん





2017年12月25日月曜日

うぅ~ マンボっ!!



脳内にて、マンボNo5 を再生して観てください~♪

うぅ~ マンボっ!!

試用版で作ったことは気にしないで下さい


2017年12月19日火曜日

そうだ 山行こう! 第0回シンタロウオフロードスクール



前回のVMX練習会(Climb in the wheels)で、あまりにも自分が乗れていないことにガッカリしちゃったので、基礎からオフロードの練習をしなきゃいけないなと思っていたのです。

で、セロー225を手に入れました♪

入門オフロード車といえばセローしかないでしょ!
ご近所様の車庫で眠っていたのを譲ってもらいました。


早速、林道へ連れて行ってもらうことに。


講師はチャンプシンタロウさん!
まずは朝一のウォーミングアップと基礎練習を兼ねて簡単なヒルクライムをしてみましょうと。



いとも簡単に登っていきました。

いくつかのポイントを教えてもらい、アコモも挑戦してみます。
コースでの走行はしてきましたが、こういう自然の中ではほとんど初めてと言ってもいいくらい。
おっかなびっくりドキドキでやってみます。


なんとか登れましたが、、、
助走が足りないので坂途中から加速しようとしてリアタイヤが滑ってますね。
身体もバイクが捲れないようにと身体を前に入れ過ぎているのも良くない。
もう少しリアに荷重をかけてあげないと。


そんな感じでさらに登って何度も転んで倒して
(コーターローくん毎回フォローありがと♪助かりました。)


おえぇぇぇ・・・




登った先には気持ちの良い眺めと


樹齢1,300年の杉が待っていました。



キンと冷えた山の空気の中で食べる豚汁も絶品


お昼休憩の後は更に険しさUPして、
どこ?道、どこ!?!?
っていうところを走りまわって


第0回シンタロウオフロードスクールはお開きに。

整地されたモトクロスコースとは違い、土、根っこ、倒木に岩や崖と様々な状況下で判断しながら走る林道。
低速でのバランスやステップへの荷重の掛け方など勉強になって面白い!
そして、景色も気持ちいい!!
これはハマりそう♪






2017年12月16日土曜日

ビンテージモトクロスだけでなくこんなのもやります。 バックのモール修理


ビンテージサイドバックのモールが


折れちゃってるので直してね というご依頼


ベースの金具をリベットで留めてその上からメッキカバーが付く構造




直しました。


元の二重構造は再現せずに無垢の鉄に置き換えました。
重くなってしまいますが、元のよりかなり丈夫です。


固定はリベット留めではなくボルトナットで。
もちろん、表にはネジの頭は出てませんよ。

大変お待たせしました!
ありがとうございました!!