3点マウントがあるうち、エンジン上部前側と下側を基準に仮置きしてみると、
エンジン後ろ側が大きいので、
フレームをかなり切らないと入らない。。
(ピンクのラインがケースと干渉するところ)
しかし、もうすでに仮載せの時点で、少しフレームを切ってしまったので、
元には戻れない。。。
切って削ってマウント追加して
YG1のフレームにH3のエンジンが載りました。
あーしんど。
3点マウントがあるうち、エンジン上部前側と下側を基準に仮置きしてみると、
エンジン後ろ側が大きいので、
フレームをかなり切らないと入らない。。
(ピンクのラインがケースと干渉するところ)
しかし、もうすでに仮載せの時点で、少しフレームを切ってしまったので、
元には戻れない。。。
切って削ってマウント追加して
YG1のフレームにH3のエンジンが載りました。
あーしんど。
理想形(=トレールマスター)が見えたYG1D
あとは走れるように整備していくだけ!
まずはエンジンがちゃんとしてないとね。
YG1Dのエンジンは、セルダイナモの12V電装。
シフターはこの時代特有の外付けのボールロックミッション。
圧縮も申し分ないし、見た目はアレですが状態は悪くない感じ。
整備のためエンジンを降ろしましょう。
フレームの中からデカい機械式のレギュレーター。
ここは現代のICを使ったレギュレーターに替えたいな。
直流タイプのはあるのかなぁ??
で、降ろしたついでに、
YG1(75cc)の後継機種のH3(90cc)のエンジンと見比べてみることに。
少しH3(左)の方が大きい。
シフター機構がYG1のボールロックから、現代では一般的なシフトフォーク式になってるので、クランクケース上面と後方が一回り大きくなってる。
そして、ボアストロークも
YG1: 42 × 47mm 75cc 6.5PS/7000rpm
H3 :50 × 45.6mm 89.6cc 8.0PS/7000rpm
と大きくなってる分、頭周りも大きい。
でもでも、エンジンマウントの位置関係は似てるな。
ここでふと思う。
古い車体に新しい型式のエンジンをスワップ
これ、まるでHOT RODみたいでカッコよくない!?
よし!決めた!!
YG1の車体にH3のエンジンをスワップしてみよう!!!
マウントも似てるから、ちょっと加工でいけるでしょ!
というふうに、
そのまま乗ればいいのに、いらんことしたくなる悪い癖がでてしまうのでした。
昨年の夏に手に入れたYAMAHA YG1D('65)
後のYB90などの前身モデルということもあって、ビジネスバイク色が強いYG1ですが、
(実際、商用車としてよく売れたモデルでもある)
輸出仕様のYG1は、トレールマスター80として人気の小排気量バイクだったようです。
国内仕様とほとんど同じですが、タイヤが16インチのトレールタイヤだったり、
アップなハンドルで、フルカバードではないフロントフェンダーやサスペンションになってたりします。
1967年のYAMAHAニュースではISDTの参戦車両が紹介されていて、
真ん中の車両はおそらくYL2C(YG1の後継機種)かなと。
自分もH3(YL2Cの排気量違い)でモトクロッサーを製作していますが、
いや、まぁナンバーとれば走れるけど、公道では楽しくは走れないし。
こんな素敵な小排気量車でお買い物やツーリング、
そしてレースも出来たら楽しいぞ!と思い、入手したわけでございます。
はい。
で、早速、重たいフェンダーを外して
トレールタイヤに交換しました。
TINSUN TS802 2.50-17
とりあえず見た目だけでの選択。
世界のHONDAさんのカブやハンターカブ人気のおかげで、17インチタイヤの選択肢が増えてありがたやです。