仕事になることの一つに、他人がメンドクサイ、厄介だなと思うことを代行する というのがあると思います。
今日はそういう仕事のおはなし。
トライアンフ が トライアンフ を呼んできました。
ナセルヘッドのT100 だったかな。。
これがどうしても
ダッコちゃんにみえて仕方ない。
さてさて、どんな仕事かといいますと、タンクステーを作る仕事です。
ノーマルフレームにノーマルタンクを支えるステーを作ります。
それならノーマルのステーを使えば??って思いますよね。
ノーマルのステーがこうしないと使えない。。。
スタッドが修理で打ち替えられてるのはいいんですが、
元の位置とは違ううえに、斜めに植えられてる
/ / /
苦労した痕をバッサリ切って
新しく入れ替え。
斜めスタッドには長穴で対応しました。
ここまでは、そんなにメンドクサイ仕事ではないです、はい。
ここからが大変。
問題は前側のステー。
試しに、TR6のフレームに問題のタンクを載せるとこう。
こんだけ位置が変えられてる。
後ろステーのように『ただの板』なら、簡単なんですが、マウントゴムをノーマルが使えるようにとのオーダーなので、
◎ ◎
旋盤で受けの部分を作り、フラットバーを曲げたりして
溶接して組み上げる。
裏側にはノーマルと同じようなリブを入れて
溶接ビードを落として整形
それから鋳肌加工もしておきました。
これがノーマルのステー
タンクに合わせて新規で作ったステー
タンクをつけちゃうとほとんど見えないねぇ。
確かにメンドクサイ仕事でしたが、どう対処するか、どう作るかを考えるのがとても楽しい仕事でしたね。
アコモでは『メンドクサくて楽しいお仕事』をお待ちしております♪
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