晴れた晴れた!出来なかった試乗をイッキにやってきました!
バイクって気持ちいいね♪
◎ ◎ ◎
はい、TR6のアマルくん。
ストントストールは解決したアマルキャブですが、
アマルキャブの持病 『スロットルが張り付く病』 が顕著に表れるように。。。
これがほんと怖い。
コーナーや交差点で減速しようとスロットルを閉じても、エンジン回転が高いまま。
2ストのエンブレが効かないレベルじゃないんです。
解ってても、ギャーっ!!ってパニックです。
原因は、カッタウェイとキャブボディがアンチモンという合金で同一素材であること。
基本的に摺動するところに同一素材はダメです。喰い付きます。
しかも、
トップキャップや
キャブ取付けナットを締め込むと、柔らかいアンチモンボディが変形して動かなくなります。
一旦、スプリングを外した状態で、カッタウェイがスルスルと動く締め付け具合を確認して
本組みして試走するも、1/2開度と1/8開度の2箇所にまだ引っかかりがある。
1/2開度のところは、
① 吸気によりカッタウェイが斜めに引き寄せられている
② 熱でボディが変形
で張り付くと推測。
では、その時にカッタウェイとボディのどこが干渉しているのかを確認するために、カッタウェイにインクを塗布して当りを見てみる。
インクが剥げたところが強く干渉しているところなので、その箇所を少しずつ研磨しては試乗を繰り返す。
これで、1/2開度のところはキレイに解消したが、1/8開度の最後の戻しがしっくりこない。
あと少しの押し込みが足りない感じ。
ということで、スプリングを追加することで戻りをよくする作戦に。
左が元のスプリング。右はTY125のVMキャブから拝借したもの。
これを組み合わせて、ばね荷重をを増やしてみる。
はぃ、ダメ~。
これではまだ荷重が足りませんでした。残念。
でもって、色々探し回って右のスプリングを入手。
線径がΦ1.0→1.2
自然長が71mm→100mm
線径UPで押し荷重をUP、さらに自然長を伸ばすことで、全閉時のセット荷重を上げてみる。
BINGO!!!!
キレイに張り付き病が治まりました♪
スロットル荷重の増加もほとんど気にならない。
これにてアマル問題解決です!
あ、そうそう、
内径の小さなインシュレーターが入っていた訳は、吸気抵抗を増やすことでカッタウェイの張り付きを抑えてたのではないかなと。
これでは性能も抑え込んでしまいましたがね。
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