いやぁ
実に
波動砲が出せそうな
ハンドル周りなのは
波動砲は出せませんが、オイルが出ちゃうのでオイルシール替えとくれ というご依頼です。
クランクケース左側から垂れていたので、定番のアクスルシャフトのオイルシールか
シフトシャフト、キックシャフトのオイルシールかと思い、漏れ箇所の特定のために洗浄して様子みてましたが、全く出てこない。
いま入ってるオイルシールも古い感じはしないし。
再現しないとなると原因特定がむずかしくなるなぁ、なんだかなぁと思ってると、
数時間後に、ケースの上にある孔からオイルがチョロリ。
この孔を辿るとクランクケースの上に出てきて、さらにその上にはキャブレター。
そのキャブレターのフロートボウルがしっとりと濡れている。
ということは、
キャブから滲み出た混合ガソリンがクランクケース上に徐々に溜まり、 ガソリンは気化、残ったオイルだけが先ほどの孔から出てきている。ということです。
原因が判れば、あとは修正するだけ。
キャブを取り出せるのが、このサービスホールしかないので、、、
我ながら惚れ惚れする華麗なる指さばきで、チョメチョメして
はい、可愛らしいキャブを取り出しました。
問題のフロートボウル。
締上げが2箇所だと、うまく面圧が出ないでしょうね。
耐ガソリンの液体ガスケットで対応します。
あと、フロートがキャブボディに接触するぐらいに油面が上がっていたので、2mmほど下げて、
キャブを戻してガソリンを流して確認。
フロートボウルからのじわじわ滲みは、バッチリ直りました。
で、確認のために、さらに一晩放置してみたら、
フロートボウルの通気孔からじわじわと。。。
もう少し油面下げていいかも。
今一度、左手の彼女 に頑張ってもらいましょう♪
もうしばしお待ちくださいませ!
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