夏の気配を漂わせるマンダリンオレンジのDT1F(輸出名DT1E)
これに12VCDI点火キットを取り付けます。
さてこのキット、『自分でも取付けできますか?』というお問合せがチラホラとありまして・・・
貴方様の技量がわからないので、
『頑張れば何でもできますよ』とお答えするようにしています。
車種専用キットであるので、ジェネレーター、フライホイールを取り付けること自体は、加工もすることなく、ノーマルのそれとほぼ同じなので難しくはありません。
難しいというか、面倒なことはここから先の話です。
実に分かりやすいDT1の配線図。。
DT1は、ヘッドライト、テールライトは交流電源で発電した電気をそのまま使い、
フラッシャー、ブレーキは直流電源、つまりバッテリーから使います。
対して、このキットはすべて直流電源で作動させますので、交流・直流と2系統に分かれた電源をひとつにまとめる配線の変更作業が必要となります。
ライトのオンオフ(交流電源のオンオフ)はメインキーで操作しているので
キーばらして接点を掃除しつつ、
交流電源の黄色、白色、緑色の配線を除去して
イグニッションONで常時電源の赤色からACC電源の茶色に、
ライトスイッチONで、赤色、茶色、ライト電源の青色につながるように加工します。
※どこをどうしたかはよくみてみよう
発電量も増えるので、劣化していた配線は全て新しく太い配線に取り換えておきました。
ちなみに
当店では、モーターサイクルに使う配線は、
国内メーカーの
「AVS-F」
「AVSS-F」
を使っています。
Fは配線被膜が柔らかいフレキシブルタイプで、可動部分に配線が這うモーターサイクルには最適な配線です!
なんて宣伝をしつつ、続きは次回に。
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