2021年1月11日月曜日

ギヤ抜けする DT1F の修理 その8

クラッチ周りも終わり、腰下はほぼ終了してますので、一気に完成までいきましょう!

2ストの命、オイルポンプ

このポンプは以前に私がOHしていますので、グリスアップとリークチェックだけしておきます。

漏れもなく、チェックバルブからの漏れもOK

大事なので何度も書きますが、オイルポンプは定期的な整備が必要です。

アイドリング時でのオイル吐出量を決める最小ストローク値の確認、

スロットル全開でのストローク量、

プーリーがスムーズに動くか、

ポンプ本体、オイルラインからの漏れはないか

定期的にカバーを開けて確認することが重要です。



カチカチに硬化したオイルラインが通るグロメットは

リプロ品に交換します。

 純正部品番号:363-13174-00

2,600円/1ヶ(税抜き)です。

もちろんオイルラインも新品で。

やっぱりゴム部品がきちんとしていると気持ちいいです。

写真が前後してましたが、ピストンはヤマハ純正の0.25オーバーサイズで。

ピストン、リング、ピンピストンもWPC+ハイパーモリショットを施工して組みこんでいます。


キャブレターも分解、確認、


超音波洗浄してリフレッシュ


DT1Fからはピストンリードバルブなので、リードバルブもばらして洗浄します。
この車両はBOYESEN(ボイセン)のリードバルブに変わっていました。

ノーマルのリードバルブが1枚のプレート状になっているのに対して、ボイセンパワーリードは硬度の異なる2種類のバルブで構成。
その為従来では混合気の流速が遅く、バルブの開度が不十分になりがちな低速域でも、よりしなやかなセカンダリーポートがすばやく反応し、十分な開度が得られ、より適切な混合気がシリンダー内に充填され、アクセル開度に応じた鋭いレスポンスを生み出す。

らしいです(コピペしちゃった)


エアクリーナエレメントも交換しましょう。
DT1Fはまだメーカーから純正品が出るんです。
素晴らしい♪


あとはヘッドを載せて、電装を戻せば修理は完成です。

おっと!
ジェネレーターが12VCDIキットが入ってますね!!

以前に入替えさせて頂きました♪

一度使うともうノーマルに戻れなくなる悪魔の部品です。

ご検討されている方、くれぐれもご注意ください。
楽しい楽しいポイント調整やコンデンサーパンクが味わえなくなります。





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